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午後3時のドルは156円前半、押し目買い一巡後は失速

ロイター / 2024年6月4日 15時53分

 6月4日 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高/円安の156円前半で取引されている。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2024年 ロイター/Murad Sezer)

Shinji Kitamura

[東京 4日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高/円安の156円前半で取引されている。2週間ぶり安値となる155円台では押し目買いを集めたが、米10年債利回りが半月ぶり水準へ低下する中、買い一巡後は上げ幅を縮めた。

ドルは午前に155円後半から156.48円まで一時上昇した。久々の安値圏へ下落したことで「輸入企業が買いに動いたようだ。節目の155円割れでは実需以外の押し目買いも入りやすい」(りそなホールディングスのシニアストラテジスト、井口慶一氏)状況になったという。

ところが、そうした買いが一服になると、再びドルは上値の重い展開となって156円前半へ反落、午後3時過ぎには155円後半まで下げ幅を広げた。市場では、きょうドイツで発表される失業率や米国の製造業新規受注、雇用動態調査(JOLTS)などが手掛かりとして注目を集めている。

円が底堅さを増した一因として、豪ドルやインドルピーに対して円高が進んだことに関心を寄せる声もあった。豪州できょう発表された第1・四半期の経常収支が予想に反して赤字へ転落したこと、インドで行われた総選挙で圧勝予想だったモディ首相率いるインド人民党(BJP)を中心とする与党連合のリードが予想を下回ったことなどが、豪ドルやルピーの売り手掛かりにつながったという。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 156.18/156.21 1.0901/1.0905 170.30/170.31

午前9時現在 156.08/156.11 1.0907/1.0908 170.23/170.27

NY午後5時 156.10/156.13 1.0903/1.0907 170.17/170.21

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