1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

マスク氏、AI半導体調達でXなど優先と報道 テスラへの関与に懸念

ロイター / 2024年6月5日 7時48分

6月4日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(写真)が半導体大手エヌビディアに対し、自身が率いる交流サイトのXやxAI企業のAI向けの人工知能(AI)半導体出荷を優先するよう伝えていたことが分かった。英ブレッチリーで2023年11月代表撮影(2024年 ロイター)

[4日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が半導体大手エヌビディアに対し、自身が率いる交流サイトのXやAI企業のxAI向けの人工知能(AI)半導体出荷を優先するよう伝えていたことが分かった。米CNBCが4日に報じた。

マスク氏がテスラ以外でのAI関連開発を優先していることを示しており、テスラに対する同氏の関与を巡る懸念が強まった。

CNBCによると、エヌビディアは昨年12月の社内メモで「(マスク氏は)当初テスラに出荷される予定だったGPU(画像処理半導体)『H100』のうち1万2000個をXに振り向けることで、テスラよりXでのH100クラスター構築を優先している」と指摘。「引き換えに、1月と6月に予定されていたX向けの1万2000個のH100はテスラに回される」とした。

CNBCによれば、この変更によってテスラは5億ドル相当以上の半導体受け取りが数カ月遅れる。

マスク氏はXへの投稿で、テスラにはエヌビディア半導体の保管場所がないとした上で、テキサス州のギガファクトリー拡張計画が完了に近いとし、そこで「フルセルフドライビング(FSD)」訓練用の5万個のH100を収納すると述べた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください