スカイダンスの買収案修正にパラマウント会長は不満、新手参入余地も
ロイター / 2024年6月5日 8時16分
6月4日、米メディア大手パラマウント・グローバルのシャリ・レッドストーン会長は、映画製作会社スカイダンス・メディアからの買収提案を巡り、会長などレッドストーン一族の持ち分を所有する会社ナショナル・アミューズメンツに対する提示額を引き下げたことに不満を持っており、別の買い手候補が参入する余地が生まれつつある。写真はパラマウントのロゴ。2022年1月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)
Dawn Chmielewski
[4日 ロイター] - 米メディア大手パラマウント・グローバルのシャリ・レッドストーン会長は、映画製作会社スカイダンス・メディアからの買収提案を巡り、会長などレッドストーン一族の持ち分を所有する会社ナショナル・アミューズメンツに対する提示額を引き下げたことに不満を持っており、別の買い手候補が参入する余地が生まれつつある。事情に詳しい2人の関係者がロイターに明かした。
関係者の1人の話では、スカイダンスのデービッド・エリソン最高経営責任者(CEO)は、パラマウントの議決権を持たない株主に追加的なキャッシュを提供するため、ナショナル・アミューズメンツの買収提示額を当初の25億ドルから引き下げた。
こうした修正についてレッドストーン氏は喜ばしく思っておらず、スカイダンス以外でナショナル・アミューズメンツの取得に興味を示している向きにもチャンスが巡ってきたという。
既にハリウッドのプロデューサーのスティーブン・ポール氏はレッドストーン一族に対して、自身の提案を優先的に検討するよう働きかけ始めた、と関係者の1人が述べた。
ただこの関係者は、レッドストーン氏はナショナル・アミューズメンツに示された全ての買収案を常に吟味しなければならない立場にあると付け加えた。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
120年ぶりの新紙幣に期待と困惑 “完全キャッシュレス”に移行の店舗も
日テレNEWS NNN / 2024年7月2日 22時4分
-
2小田急線「都会にある秘境駅」が利用者数の最下位から脱出!超巨大ターミナルから「わずか700m」
乗りものニュース / 2024年7月1日 14時42分
-
3メルカリの「単発バイトアプリ」利用者伸ばす世相 「何が利点なのか」利用者と店舗の声を聞いた
東洋経済オンライン / 2024年7月3日 13時30分
-
4「7月3日の新紙幣発行」で消費活動に一部支障も? 新紙幣関連の詐欺・トラブルにも要注意
東洋経済オンライン / 2024年7月2日 8時30分
-
5カチンコチンの「天然水ゼリー」が好調 膨大な自販機データから分かってきたこと
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年6月30日 6時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)