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午前の日経平均は続伸、TOPIXは史上最高値更新

ロイター / 2024年7月4日 11時56分

 7月4日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比86円02銭高の4万0666円78銭と、続伸した。写真は都内で2020年10月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 4日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比86円02銭高の4万0666円78銭と、続伸した。前日の米市場で早期利下げ期待を背景にハイテク株が買われ、日本株の支援材料となった。日経平均は一時280円高まで上昇し、3月に付けた終値ベースの高値に迫る場面もあった。一方、TOPIXは史上最高値を更新し、1989年12月以来の高水準となった。

日経平均は前営業日比166円高としっかりでスタート。寄り付き後も上げ幅を広げ、前場序盤に一時4万0861円35銭で高値を付けた。指数寄与度の大きい半導体関連銘柄が買われ、相場を押し上げた。ただ、上昇一服後は伸び悩み、前場後半には23円高まで値を消す場面があった。日経平均は7月に入り、1000円以上値上がりしており「やや上昇速度が速い印象で、高値警戒感も意識される」(国内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。

市場では「米金利の低下を背景に値がさ株が買われ、きょうはしっかりした地合いとなっている」(GCIアセットマネジメントのポートフォリオマネージャー・池田隆政氏)との声が聞かれた。池田氏は「半導体関連を中心としたハイテク銘柄は外国人保有比率が高い銘柄が多く、海外勢の買いが戻ってきている印象」と話した。バリュー(割安)株買いに加えてハイテク株の上昇が続けば、日経平均は年初来高値(4万1087円75銭)をトライし、一段高になりやすいという。

TOPIXは0.37%高の2882.81ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆0979億9200万円だった。東証33業種では、非鉄金属、輸送用機器、海運など21業種が値上がり。電気・ガス、水産・農林、その他製品など11業種は値下がり。その他金融は変わらずだった。

個別では、ソフトバンクグループが1%超高、アドバンテストが2%超高でしっかり。一方、東京エレクトロン、ファーストリテイリングは小幅安だった。

前日に、インテリア雑貨店を運営するフランフラン(東京都港区)を499億円で買収すると発表したアインホールディングスは8%超安と、大幅安。川崎重工業は5%超安だった。

プライム市場の騰落数は、値上がり856銘柄(52%)に対し、値下がりが719銘柄(43%)、変わらずが70銘柄(4%)だった。

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