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スイスCPI、6月は前年比+1.3%に鈍化 追加利下げ観測

ロイター / 2024年7月4日 17時45分

スイス連邦統計局が4日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.3%上昇した。5月の1.4%上昇からわずかに伸びが鈍化した。写真はチューリヒで2021年3月撮影(2024年 ロイター/Arnd Wiegmann)

John Revill

[チューリッヒ 4日 ロイター] - スイス連邦統計局が4日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比1.3%上昇した。5月の1.4%上昇からわずかに伸びが鈍化した。

ロイターがまとめた市場予想は1.4%上昇だった。

市場ではスイス国立銀行(中央銀行)の年内の追加利下げ観測が高まっている。市場が予想する9月の25ベーシスポイント(bp)利下げの確率は前日の44%から53%に上昇した。

UBSのエコノミスト、アレッサンドロ・ビー氏は「今回のインフレ統計は9月の追加利下げを阻むハードルにはならない」と述べた。

CPI上昇率は12カ月連続で中銀の目標レンジ(0-2%)内に収まった。

6月のCPIは前月比では横ばいだった。

中銀は先月、今年2回目となる利下げを実施。基調的なインフレ圧力が低下しているとの見解を示した。

J・サフラ・サラシンのチーフエコノミスト、カルステン・ユニウス氏は、9月の利下げ後にさらに利下げが実施される可能性があると指摘。中銀はデフレリスクの回避も望むだろうとし「物価安定に対するリスクは下向きであり、中銀はインフレ率が下がりすぎないように行動する必要がある」と述べた。

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