日経平均は一時1500円超安、米株安と円高で9割超が値下がり

９月４日、午前の東京株式市場で、日経平均は一時、前営業日比１５６３安の３万７１２２円３３銭まで下落した。写真は都内の株価ボード。２０１３年１２月撮影（２０２４年　ロイター／Toru Hanai）

［東京　４日　ロイター］ - 午前の東京株式市場で、日経平均は一時、前営業日比１５６３安の３万７１２２円３３銭まで下落した。３連休明けの米株安に加え、寄り付きからドル／円が円高方向に振れており、日本株の重しとなっている。東証プライム市場の騰落数は、値下がり銘柄は９割を超えている。

主力株では、東京エレクトロン、アドバンテスト、ファーストリテイリング、ソフトバンクグループなどの指数寄与度の高い銘柄が大幅安となっており、４銘柄で日経平均を約５２０円押し下げている。

市場では「心理的節目の３万７０００円が意識されている。これから始まるアジア市場も軟調スタートが見込まれる中、下げ止まるかが注目されている」（国内証券ストラテジスト）との声が聞かれる。