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タイのインフレ目標なお効果的、十分な柔軟性=中銀議事要旨

ロイター / 2024年9月4日 13時52分

Orathai Sriring

[バンコク 4日 ロイター] - タイ中央銀行は4日公表した8月21日の政策決定会合の議事要旨で、1─3%としている現在のインフレ目標は物価ショックに対処しインフレ期待を抑制する上で効果的との見方を示した。

中銀はこの会合で、政策金利を5会合連続で据え置いた。

財務相と中銀総裁は今月、2025年のインフレ目標について協議を開始する。政府は利下げを求める中、新たな目標を設定したい考えだ。

議事要旨は現在のインフレ目標について、中期的なインフレ期待を効果的に抑制してきたほか、最近のエネルギー価格上昇など供給サイドの変動に対応できる十分な柔軟性があると指摘。「インフレの持続性低下に寄与し、(物価)ショックのシナリオでは衝撃の速やかな解消を可能にした」とした。

1─7月のインフレ率の平均は0.11%と、目標レンジを大きく下回った。

中銀はインフレ率が年内に徐々にレンジ内に戻り、下限付近で安定すると見込んだ。現在の低インフレ率はデフレの兆候ではないとも指摘した。

また、経済は予想通りに拡大する見通しだが、回復はセクター間で一様でないとした。中銀は今年の成長率を2.6%と予想している。

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