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韓国政府が年金改革案公表、基金枯渇遅らせるため保険料率上げへ

ロイター / 2024年9月4日 17時20分

9月4日、 韓国政府は公的年金の改革案を公表した。ソウルで1月撮影(2024年 ロイター/Kim Hong-Ji)

[ソウル 4日 ロイター] - 韓国政府は4日、公的年金の改革案を公表した。急速な高齢化を背景に2050年代半ばまでに見込まれる基金枯渇を遅らせる狙いがある。

保険料率を経済協力開発機構(OECD)加盟国平均の15.4%に近付けるため、現在の9%から13%に1998年以来初めて引き上げる。

ただ、引き上げペースは年齢層ごとに調整。50代は1%ポイント、40代は0.5%ポイント、30代は0.33%ポイント、20代は0.25%ポイント、それぞれ毎年引き上げられる。

出産や兵役に対する年金控除も拡大するという。

名目所得代替率(平均所得に対する支給額の割合)は現在の42%を維持する。これまでは28年までに40%に低下するとされていた。

また、OECD加盟国の多くですでに導入されている、マクロ経済状況の変化に応じて年金支給額を自動的に調整する仕組みの導入を検討するとした。

政府は必要な立法手続きなどを経て26年からこの制度変更を実施したい考えだ。

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