午前の日経平均は続伸、円安が支え 米雇用統計を前に模様眺めも
ロイター / 2024年10月4日 12時6分
10月4日、午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比180円35銭高の3万8732円41銭と続伸した。写真は都内にある東京証券取引所で2020年10月撮影(2024 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 4日 ロイター] - 午前の東京株式市場で日経平均は、前営業日比180円35銭高の3万8732円41銭と続伸した。為替の円安基調が支えになった一方、米雇用統計の発表を控えて利益確定売りが上値を抑え、小高い水準でのもみ合いが続いた。
日経平均は42円と小幅高で寄り付いた後は、前日終値付近での推移が続いた。米雇用統計前の持ち高調整もあり、一時は小幅マイナスに転じる場面もあった。
石破茂首相が日銀による追加利上げに慎重な見方を示す中、「日銀は動きにくく、米国の利下げへの思惑が為替を左右しやすいだけに、米雇用統計には注目せざるを得ない」(東海東京インテリジェンス・ラボの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリスト)との声が聞かれた。
中東での地政学的リスクの高まりによる原油高を受けてエネルギー関連株が買われたほか、中国の大型連休(国慶節)でインバウンド消費への期待から小売の一角も物色された。
一方、海運株は軟調。米港湾ストライキが長期化すれば運賃上昇との思惑からこれまで買われていたが、労使の暫定合意が伝わり、期待が後退した。 TOPIXは0.57%高の2698.92ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は1兆9375億2500万円だった。東証33業種では、値上がりは鉱業や石油・石炭製品、銀行など30業種、値下がりは海運と輸送用機器、倉庫・運輸関連の3業種だった。 ファーストリテイリングが年初来高値を更新。INPEXや三菱UFJフィナンシャル・グループは堅調だった。一方、日本郵船は軟調だった。半導体関連はまちまちで、このうち東京エレクトロンはさえなかった。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1269銘柄(77%)、値下がりは330銘柄(20%)、変わらずは46銘柄(2%)だった。
この記事に関連するニュース
ランキング
-
1実は、ずっと離婚したくって…金融資産3,800万円・62歳“おしどり夫婦”の妻が、虎視眈々と「熟年離婚」を狙っていたワケ【FPが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月11日 11時15分
-
2「カニよりカニ」と話題! 大ヒット「ほぼカニ」の誕生秘話と神社の謎
ITmedia ビジネスオンライン / 2025年1月12日 6時20分
-
3〈手数料だけで1500円以上も〉チケット購入時の“手数料”値上げが相次ぐ「システム利用料」「発券手数料」「決済手数料」…多すぎる項目に不満の声
集英社オンライン / 2025年1月11日 16時0分
-
4異業種交流会で「人脈づくり」満足する人の盲点 多数の味方をつくる、鯱もなか流・人脈形成術
東洋経済オンライン / 2025年1月12日 8時40分
-
5若者に人気「有線イヤホン」は大人も使うべき逸品 単に「平成をイメージさせるアイテム」ではない
東洋経済オンライン / 2025年1月10日 12時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください