日本人退避に向け自衛隊機がヨルダンに到着、2人が避難＝林官房長官

　１０月４日午後、林芳正官房長官（写真）は会見で、中東情勢の悪化を受け、現在レバノンに滞在する約５０人の日本人の退避に向け、自衛隊の輸送機２機が４日早朝に近隣のヨルダンに到着したことを明らかにした。写真は昨年１２月、都内で撮影（２０２４年　ロイター/Issei Kato）

Ami Miyazaki

［東京　４日　ロイター］ - 林芳正官房長官は４日午後の会見で、中東情勢の悪化を受け、現在レバノンに滞在する約５０人の日本人の退避に向け、自衛隊の輸送機２機が４日早朝に近隣のヨルダンに到着したことを明らかにした。

また、大使館員１人を含む日本人２人が３日に政府のチャーター船でベイルート近郊からキプロスに退避したという。

官房長官は「随時連絡を取りながら政府として適切に対応している。日本人の退避を含む、いかなる事態にも対応できるよう万全を期する」と述べた。