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米雇用統計「素晴らしい」内容、今後も利下げ継続=シカゴ連銀総裁

ロイター / 2024年10月5日 1時46分

米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁(写真)は4日、この日発表された雇用統計について「素晴らしい」と評価した上で、こうした報告がさらに続けば、米経済が完全雇用と低インフレの状態にあるとの自信が高まるとの見方を示した。2022年11月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

[4日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は4日、この日発表された雇用統計について「素晴らしい」と評価した上で、こうした報告がさらに続けば、米経済が完全雇用と低インフレの状態にあるとの自信が高まるとの見方を示した。ブルームバーグTVとのインタビューで語った。

それでも、グールズビー氏は、雇用市場は幅広い指標から見て冷え込んでおり、インフレ率が連邦準備理事会(FRB)の目標をアンダーシュートする兆候さえあると指摘。今のような状況を今後も維持するよう努める必要があるとの考えを示した。

FRBの政策金利は大半の当局者が最終的な「均衡点」と見なす水準をはるかに上回っており、今後12─18カ月で大幅に引き下げられる必要があると言及した。

ヤフー・ファイナンスのインタビューでは「われわれの目標は、インフレ抑制と失業率低下という二重の使命を両立した状態をほぼ現状のまま維持することだ」とし、「それが中銀にとって最も難しい」と述べた。

また、FRBの政策金利は「このような状況が続けば、来年末までにかなり低くなる公算が大きい」との見方を示した。

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