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米、グローバルファウンドリーズに罰金 制裁対象中国企業に出荷

ロイター / 2024年11月4日 13時46分

 米政府は1日、半導体受託生産世界第3位のグローバルファウンドリーズがブラックリストに掲載された中国の半導体大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)の関連会社に無許可で半導体を出荷したとして、50万ドルの罰金を科したと発表した。写真はグローバルファウンドリーズのロゴ。ニューヨークで2021年10月撮影(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Alexandra Alper Jasper Ward David Ljunggren

[1日 ロイター] - 米政府は1日、半導体受託生産世界第3位のグローバルファウンドリーズがブラックリストに掲載された中国の半導体大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)の関連会社に無許可で半導体を出荷したとして、50万ドルの罰金を科したと発表した。

米商務省の声明によると、グローバルファウンドリーズは許可を求めることなく、SMICの関連会社である盛合晶微半導体(SJセミコンダクター)に74件、1710万ドル相当の出荷を行った。

SMICとSJセミコンダクターは2020年に、SMICの中国軍産複合体との関係を巡る疑惑から、事実上の禁輸リストである「エンティティー・リスト」に追加された。

リストに掲載された企業への輸出には許可が必要。

SMICとSJセミコンダクターはコメント要請に応じていない。

グローバルファウンドリーズは「エンティティー・リスト掲載前のデータ入力ミスによる不注意」が原因と説明。ファウンドリー業界の標準となる世界クラスの貿易コンプライアンス・プログラムを目指すとした。

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