1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

EU、米アップルiPadのOSを検証へ DMA順守巡り判断

ロイター / 2024年11月5日 2時13分

欧州連合(EU)の欧州委員会は4日、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」の基本ソフト(OS)が巨大IT企業の規制を目的とするEUの「デジタル市場法(DMA)」の規則を順守しているかどうかを検証すると発表した。2022年3月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)

[ブリュッセル 4日 ロイター] - 欧州連合(EU)の欧州委員会は4日、米アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」の基本ソフト(OS)が巨大IT企業の規制を目的とするEUの「デジタル市場法(DMA)」の規則を順守しているかどうかを検証すると発表した。

EUの競争政策を担う欧州委が4月にiPadのOSを「企業が顧客に到達するための重要なゲートウェイ」と指定。これを受けて、アップルが順守を巡る報告書をまとめたことから検証作業に入る。

欧州委は声明で「欧州委はiPadのOSに導入された措置がDMAの義務を順守する上で効果的であるかどうかを慎重に見極める」とし、「利害関係者の意見も踏まえた上で判断する」とも言及した。

アップルはコメント要請に回答しなかった。

今年施行されたDMAは、巨大IT企業による自社サービスの優遇などを禁じている。アップルに対しては、iPadのウェブブラウザー設定を利用者が選択できるようにすることや、OS上で代替のアプリストアを許可すること、ヘッドフォンやスマートペンがiPadのOSにアクセスできるようにすることを義務付けた。

検証作業により違反が認定された場合、全世界の年間売上高の最大10%の制裁金が科される可能性がある。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください