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トランプ・ハリス両候補、激戦州で最後の追い込み 米大統領選最終盤

ロイター / 2024年11月5日 6時26分

5日投開票の米大統領選の最終盤となる4日、民主党候補ハリス副大統領(60)と共和党候補トランプ前大統領(78)はそれぞれ勝敗の鍵を握るとみられる激戦州で遊説した。8月撮影(2024年 ロイター/Marco Bello, Jeenah Moon)

[ローリー(米ノースカロライナ州)/デトロイト 4日 ロイター] - 5日投開票の米大統領選の最終盤となる4日、民主党候補ハリス副大統領(60)と共和党候補トランプ前大統領(78)はそれぞれ勝敗の鍵を握るとみられる激戦州で遊説した。世論調査などによると、両氏の支持率は全国および激戦州でほぼ拮抗し互角の接戦となっているため、投票当日に1人でも多くの有権者を投票所に向かわせようと、最後の追い込みをかける。

米フロリダ大学の「選挙ラボ」によると、すでに8000万人超の有権者が期日前投票を済ませている。

トランプ氏は南部ノースカロライナ州ローリーに集まった数千人の支持者に対し「皆を投票に行かせることができれば、彼ら(民主党側)にできることは何もない」と述べ、投票に行くよう訴えた。

トランプ氏はこの後、ペンシルベニア州のレディングとピッツバーグ、ミシガン州グランドラピッズでも集会を開く。その後フロリダ州パームビーチに戻り、投票に向かう。

ハリス氏は、ペンシルベニア州スクラントンで演説。「われわれには隔たりよりも共通点の方がはるかに多い」とし、自身の陣営を支えるボランティアらに対し、有権者の家を訪問し投票を求める「戸別訪問」を楽しむよう呼びかけた。

ハリス氏はその後、同州アレンタウン、レディング、ピッツバーグ、フィラデルフィアで集会を開く。フィラデルフィアの集会では、歌手レディー・ガガさんやリッキー・マーティンさん、「カリスマ司会者」とされるオプラ・ウィンフリー氏らも参加する。

当局者によると、激戦7州中、トランプ氏がノースカロライナ、ジョージア、アリゾナの各州を制することが見込まれているが、選挙戦で最終的に勝利を収めるには、ミシガン、ウィスコンシン、ペンシルベニア各州のいずれかで勝利する必要があるという。ネバダ州では、期日前投票で共和党が優勢となっているもよう。

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