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午後3時のドルは155円前半に上昇、米の対中関税発効で一時円買い強まる

ロイター / 2025年2月4日 15時50分

 2月4日 午後3時のドルは155円前半と、前日ニューヨーク市場終盤からドル高/円安の水準で推移している。写真は1ドル紙幣で、2021年11月撮影(2025年 ロイター/Murad Sezer)

Atsuko Aoyama

[東京 4日 ロイター] - 午後3時のドルは155円前半と、前日ニューヨーク市場終盤からドル高/円安の水準で推移している。米国の対中追加関税が発効すると、一巡していたリスク回避目的の円買いがやや強まる場面もあったが、ドル/円はすぐに持ち直した。

午前中は、トランプ米大統領の関税延期表明を受けて前日海外で進んだドルと円の売り戻しが次第に一服となり、ドル/円も前週末終盤の水準に値を戻していた。午後に入って米国による対中追加関税が発効すると、一服していたリスク回避目的の円の買いが再燃。対ユーロでの円買いもやや強まった。

欧州連合(EU)は関税の対象に挙がっており、ユーロ/ドルも1.03ドル付近から1.02ドル後半へ売られた。

米国は4日、中国からの全ての輸入品に10%の追加関税を発動。米政府の発表後すぐに、中国財政省は対抗措置として追加関税を課すと発表した。

米国の対中関税発効直後に中国が対抗措置を発表し、報復の応酬が続くことも懸念されるが、ニッセイ基礎研究所上席エコノミストの上野剛志氏は、中国による報復措置は「ある程度想定内」と指摘。メキシコ・カナダへの関税賦課が先送りされ「米国の物価に与えるインパクトという点で最悪事態は回避されていた」との見方を示した。

上野氏は、米中関係の今後の展開は「極めて流動的」になってくるとして、協議後に関税を休止する可能性もあると語った。

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 155.25/155.2 1.0292/1.02 159.80/159.8

6 95 1

午前9時現在 155.27/155.2 1.0326/1.03 160.36/160.3

8 30 8

NY午後5時 154.75/154.7 1.0344/1.03 160.07/160.1

8 45 3

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