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コロナ流行受けた学校閉鎖は「世代的な大惨事」=国連事務総長

ロイター / 2020年8月4日 14時18分

 8月4日、国連のグテレス事務総長は、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた学校閉鎖により、世界は「世代的な大惨事」に直面していると警告した上で、子供たちを安全な形で学校に戻すことを「最優先事項」とすべきだとの認識を示した。写真はベルリンで4月代表撮影(2020年 ロイター)

[国連 4日 ロイター] - 国連のグテレス事務総長は4日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた学校閉鎖により、世界は「世代的な大惨事」に直面していると警告した上で、子供たちを安全な形で学校に戻すことを「最優先事項」とすべきだとの認識を示した。国連の「セーブ・アワ・フューチャー(我々の未来を救おう)」キャンペーンの立ち上げに際し、ビデオで演説した。

グテレス事務総長によると、7月半ば時点でおよそ160の国と地域で学校が閉鎖されており、10億人以上の生徒たちに影響が及んでいる。また、少なくとも4000万人が就学前教育を受けられていない。

コロナ流行以前から既に、学校に通えない子供たちが2億5000万人以上に上っており、途上国の中等学校では基本的なスキルを身に着けて卒業する子供は4分の1程度にとどまっている状態だったという。

事務総長は「我々は今や世代的な大惨事に直面している。計り知れない人間の潜在能力が失われ、何十年もの進歩が損なわれ、不平等が一段と深刻になりかねない」と指摘。

「それぞれの地域でコロナ感染が制御されれば、できる限り安全な形で子供たちを学校や教育機関に戻すことを、最優先事項としなければならない」と訴えた。

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