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日経平均は続伸、米株高や円安が支援 決算発表銘柄の物色活発化

ロイター / 2020年8月4日 15時31分

 8月4日、東京株式市場で日経平均株価は続伸。写真は2018年10月、東京で撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 4日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均株価は続伸。前日の米国株が上昇したことやドル/円が円安方向に振れたことに支援され、朝方から幅広い業種で買いが先行した。個別ではキッコーマン<2801.T>やスズキ<7269.T>、旭化成<3407.T>が上昇するなど、決算発表を手掛かりにした物色が目立った。

日経平均は前営業日比184円36銭高で寄り付きしばらく高値圏でもみあいが続いていたが、後場に入ってじりじり値を上げ、一時は上げ幅を400円超に拡大させた。「個別は決算発表によって徐々に不透明感が解消されてきた。テクニカルでも5日移動平均線と25日移動平均線を一気に上抜け、安心感を誘っている」(証券ジャパンの調査情報部副部長、野坂晃一氏)との声が出ていた。

TOPIXも続伸。東証33業種全てが値上がりする全面高商状だった。特に、このところ売られていた日本航空<9201.T>、ANAホールディングス<9202.T>など空運業、JRなど陸運業が大きく上昇。「物色面では変化の兆しが出ている」(東海東京調査センターのチーフエクイティマーケットアナリスト、鈴木誠一氏)との指摘もあった。

このほか個別では、3日に発表した決算の内容が評価されキッコーマンがストップ高比例配分、スズキが大幅続伸。イビデン<4062.T>は3日に2020年4─9月期の業績予想を上方修正したことが好感されて買われ、2010年4月以来10年ぶりの高値を付けた。4日に決算を発表した旭化成も急伸。20年4─6月期の連結営業利益が市場予想を上回る数字で着地したことが好感された。

東証1部の騰落数は、値上がり1807銘柄に対し、値下がりが316銘柄、変わらずが50銘柄だった。

日経平均<.N225>

終値      22573.66 +378.28

寄り付き    22379.74

安値/高値   22379.74─22603.82

TOPIX<.TOPX>

終値       1555.26 +32.62

寄り付き     1537.84

安値/高値    1537.78─1555.62

東証出来高(万株) 140341

東証売買代金(億円) 25086.04

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