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米ラルフ・ローレン、第1四半期は大幅減収 コロナ危機で需要減

ロイター / 2020年8月4日 23時29分

米アパレル大手ラルフ・ローレンが4日発表した第1・四半期決算(6月27日まで)は、売上高が約10億ドル減少した。ビバリーヒルズで7月撮影(2020年 ロイター/MARIO ANZUONI)

[4日 ロイター] - 米アパレル大手ラルフ・ローレン が4日発表した第1・四半期決算(6月27日まで)は、売上高が約10億ドル減少した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた店舗閉鎖や世界的な需要鈍化が響いた。

損失額も市場予想を上回り、株価は序盤の取引で約5%安。

北米の売上高が77%減少。アナリストは、世界経済がリセッション(景気後退)に陥る中、高級ハンドバックや衣料、アクセサリーへの需要はすぐには回復しないと予想している。

調査会社グローバルデータ・リテールのマネジングディレクター、ニール・サンダース氏は、ラルフ・ローレンのジャケットやコート、ドレスなどは社交界やフォーマルな場面向けであるため、競合他社より新型コロナ危機の影響を受けやすいと指摘した。

純売上高は66%減の4億8750万ドル。リフィニティブのアナリスト予想平均(6億1500万ドル)を下回った。

北米のオンライン売上高は3%増にとどまり、他の小売業者の3桁増を大きく下回った。

純損失は1億2700万ドル(1株当たり1.75ドル)。前年同期は1億1710万ドル(同1.47ドル)の黒字だった。

特別項目を除く1株損失は1.82ドル。アナリスト予想は1.72ドルの損失だった。

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