ディズニー、4─6月はコロナ禍響き赤字転落 動画契約者は増加
ロイター / 2020年8月5日 6時12分
[4日 ロイター] - 米娯楽大手ウォルト・ディズニー
一方、パンデミックに伴うロックダウン(都市封鎖)措置を背景に、動画配信サービス「ディズニー・プラス」の契約者数は増加した。
継続事業ベースの純損失は47億2000万ドル(1株当り2.61ドル)。前年同期は14億3000万ドル(同0.79ドル)の黒字だった。
売上高は前年同期比42%減の117億8000万ドルで、リフィニティブのまとめたアナリスト予想の123億7000万ドルを下回った。
テーマパーク・コンシューマープロダクトツ部門の営業損失は19億6000万ドル。世界で運営するテーマパークの6カ所中4カ所で営業が再開されたものの、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の維持などによって、入場者数は制限されている。
ディズニー・プラスを含むダイレクト・トゥ・コンシューマー・アンド・インターナショナル部門も7億0600万ドルの営業損失を計上。損失額は前年同期の5億6200万ドルから拡大した。
映画部門は営業利益が16%減の6億6800万ドルとなった。
一方、ESPNやディズニーチャンネルを含むメディア・ネットワーク部門では営業利益が48%増の31億5000万ドルとなった。
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