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トランプ氏がフロリダ州の郵便投票容認、従来姿勢一変で混乱も

ロイター / 2020年8月5日 8時35分

 8月4日、トランプ米大統領はツイッターへの投稿で、フロリダ州において大統領選の郵便投票を容認するような姿勢を示した。これまでの態度を一変させたことに混乱が広がりそうだ。ホワイトハウスで撮影(2020年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 4日 ロイター] - トランプ米大統領は4日のツイッターへの投稿で、フロリダ州において大統領選の郵便投票を容認するような姿勢を示した。これまでの態度を一変させたことに混乱が広がりそうだ。

トランプ氏は最近数週間、投票所で投票できない明確な理由がある場合にのみ郵送で行われる不在者投票に比べ、基本的に郵送を介して実施する投票は不正が横行しやすいと主張し、一貫して否定的な考えを示してきた。一方、郵便投票は新型コロナウイルスの感染リスクを低下させる手段として採用する州が増えている。

こうした中でトランプ氏は突然、結局のところ不在者投票と郵便投票に違いはないとの見解を披露。選挙で勝敗の鍵を握る州の1つになるフロリダ州の有権者に向けて「それを郵便投票と呼ぼうが不在者投票と呼ぼうが、フロリダでは選挙システムは安全・安心であることは証明済みで間違いない。フロリダの投票システムは問題が一掃されている(われわれは民主党の修正の企てに打ち勝った)ので、全有権者に郵便による投票を求めることを推奨する」とつぶやいた。

ホワイトハウスのマクナニー報道官は、このツイートについて質問を受けると、トランプ氏の選対陣営に聞いてほしいと直接のコメントを避け、同陣営からはコメントを得られていない。

ただマクナニー氏は、大統領がネバダ州やカリフォルニア州のロサンゼルス郡で計画されているような大規模な郵便投票を懸念し、有権者の希望に基づく不在者投票は問題視しないという認識に変わりはないと説明した。

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