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ノルウェー政府系ファンド、キリンのミャンマー企業との提携注視

ロイター / 2021年3月4日 10時18分

 3月3日、世界最大の政府系ファンド(SWF)を運用するノルウェー中央銀行投資運用局(NBIM)は、キリンホールディングスを保有対象から外す可能性のある「ウォッチリスト」に指定した。写真は茨城県にあるキリンの工場、2017年7月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Noon)

[オスロ 3日 ロイター] - 世界最大の政府系ファンド(SWF)を運用するノルウェー中央銀行投資運用局(NBIM)は、キリンホールディングスを保有対象から外す可能性のある「ウォッチリスト」に指定した。ミャンマー国軍とつながりのある企業との提携が理由。中銀が3日、明らかにした。

中銀は声明で「キリンは最近、この事業提携を解消する意向を表明しており、実施を見守る」とした。

キリンからコメントは得られていない。

キリンは、2月5日にミャンマーでの合弁企業と提携を解消する方針を発表した。ただ、その後、ミャンマーからは撤退しない意向を示していた。

NBIMは2020年末時点でキリン株1.29%、額にして2億7710万ドルを保有していた。

NBIMは各国の約9100社に投資しており、運用資産は1兆3000億ドル。環境・社会・企業統治を考慮する「ESG投資」で運用業界から注目されている。

これとは別にNBIMは、ポーランドの不動産会社アタルを再び投資対象にすると発表した。同社は、ポーランド国内で働く北朝鮮人労働者の扱いを巡り、人権侵害の可能性が問題視され、2017年から投資対象から外されていた。

*内容を追加しました。

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