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入院中の英フィリップ殿下、容体は「若干改善」=カミラ夫人

ロイター / 2021年3月4日 11時27分

 3月3日、英チャールズ皇太子の妻カミラ夫人は、入院中のフィリップ殿下について、容体は「若干改善」しているが、「時折痛みが出る」と述べた。殿下が入院しているロンドン市内の病院の前を通る警察官(2021年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 3日 ロイター] - 英チャールズ皇太子の妻カミラ夫人は、入院が3週間目に入っているフィリップ殿下(99)について、容体は「若干改善」しているが、「時折痛みが出る」と述べた。

ロンドン南部のワクチン接種会場を視察した際にボランティアの1人に明かしたもので、「祈り続けている」とも話した。

フィリップ殿下は2月16日、体調不良を訴え、新型コロナウイルス関連でない感染症の治療を受けるため入院。1日には持病の心臓疾患に関する追加検査と治療を受けるため、心臓治療の専門病院に転院した。

ギリシャ出身で今年6月に100歳となる殿下は過去10年間、膀胱の感染症を患い何度も入院。2011年のクリスマスには胸部の痛みで病院に搬送され、冠動脈閉塞治療を受けた。

今回の入院はこれまでで最長となっているが、王室によると、殿下は元気だと説明している。

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