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米は他国のコロナワクチン調達支援に「極めて前向き」=カナダ首相

ロイター / 2021年3月4日 15時18分

カナダのトルドー首相(写真)は3日、米国は他国の新型コロナウイルスワクチン調達を支援することに「極めて前向き」で、実施方法を巡る協議が続いていると明らかにした。2月撮影(2021年 ロイター/Blair Gable)

[オタワ 3日 ロイター] - カナダのトルドー首相は3日、米国は他国の新型コロナウイルスワクチン調達を支援することに「極めて前向き」で、実施方法を巡る協議が続いていると明らかにした。

バイデン米大統領は2日、5月末までに国民の成人全員分のワクチンを確保できるとの見通しを示し、7月末だった目標が前倒しされた。

一方、カナダの目標は9月末で、ワクチン配布のペースが遅いことに不満を持つ人々は、トルドー首相は米国に国境を越えた調達の許可を求めるべきとしている。

トルドー首相は記者団に、バイデン大統領との対話から、新型コロナと戦う最善の方法は世界規模で戦うことであると、米政府は明らかに理解していると説明。「米国は、ワクチン共有の国際スキーム『COVAX(コバックス)』の進展に努め、世界にとってどう役立つかを検討しており、他国の支援に極めて前向きだ。また、この件を巡る協議は今後も継続される」と述べた。

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