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欧州医薬品庁、ロシアの新型コロナワクチンの審査を開始

ロイター / 2021年3月4日 20時32分

欧州医薬品庁(EMA)は4日、ロシアが開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の審査を開始したと発表した。ロシアのサンクトペテルブルクで2月撮影。(2021年 ロイター/Anton Vaganov)

[4日 ロイター] - 欧州医薬品庁(EMA)は4日、ロシアが開発した新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」の審査を開始したと発表した。欧州での使用が認可される可能性が出てきた。

EMAによると、十分な臨床データが得られるまで、現在進行中の臨床試験から得られるデータも審査に使用する。

先月、英医学誌「ランセット」が掲載した後期臨床試験結果によると、「スプートニクV」の予防効果は約92%。

EMAが「逐次審査」を行うのは、最終試験結果が出ていない場合でも、研究者が結果をリアルタイムで提出することを可能にし、承認プロセスを迅速化することが目的。

ロシアは、月内に欧州の数カ国が「スプートニクV」を承認するとみている。

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