台湾、天安門事件の弾圧を決して忘れない=蔡総統
ロイター / 2021年6月4日 14時46分
6月4日、台湾の蔡英文総統(写真)は、1989年6月に中国が天安門広場で民主化を求めるデモ隊を武力で弾圧したことを台湾の人々は決して忘れず、民主主義への信念を貫くだろうと述べた。写真は台湾の首都台北で昨年8月撮影(2021年 ロイター/Ann Wang)
[台北 4日 ロイター] - 台湾の蔡英文総統は4日、1989年6月に中国が天安門広場で民主化を求めるデモ隊を武力で弾圧したことを台湾の人々は決して忘れず、民主主義への信念を貫くだろうと述べた。
4日は天安門事件の発生から32年に当たる。
同総統は自身のフェイスブックに「自由と民主主義を誇りに思う全ての台湾市民は、この日のことを決して忘れず、困難に負けずに信念を貫くと信じている。32年前のこの日に天安門広場で犠牲になった若者たちや、毎年6月4日にロウソクを灯して追悼する香港の友人たちのことも忘れない」と投稿した。
また、この日に日本政府から寄付される120万人分の新型コロナウイルスワクチンが到着することについて、「自由と民主主義の価値を支持するパートナーからのタイムリーな支援に感謝している。民主主義の台湾はより自信を持てる」とした。
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