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独4月サービスPMIは57.6、8月以来の高水準 持続不能との見方も

ロイター / 2022年5月4日 18時29分

 5月4日、S&Pグローバルが発表した4月の独サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は昨年8月以来の高水準となった。新型コロナウイルス対策の規制緩和を受けた旺盛な需要を背景に、回復が続いていることが示された。フランクフルトで2020年10月撮影(2022年 ロイター/Kai Pfaffenbach)

[ベルリン 4日 ロイター] - S&Pグローバルが4日発表した4月の独サービス部門購買担当者景気指数(PMI)改定値は57.6と昨年8月以来の高水準となった。

新型コロナウイルス対策の規制緩和を受けた旺盛な需要を背景に、回復が続いていることが示された。

3月の56.1から上昇したが、速報値の57.9からは下方修正された。

S&Pグローバルのエコノミクス・アソシエート・ディレクター、フィル・スミス氏は「サプライチェーンの混乱と需要の冷え込みにより製造業は失速しつつあり、サービス業がドイツ経済を支えている」と述べた。

サービス業と製造業を合わせた総合PMI改定値は54.3と3月の55.1から低下。速報値の54.5からも下方修正された。

スミス氏は第2・四半期に入ってもサービス部門は強い勢いを保っているが、このペースは持続不可能との見方を示した。

「製造業に打撃を与える外部要因は、サービス業にそれほど影響が及ばない」としながらも「インフレ圧力は浸透しつつある。投入コストと生産価格は急上昇し、調査開始以来の高水準を大きく上回っている」と指摘した。

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