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大林組が配当方針変更、24年3月期の連結配当性向87.5%に

ロイター / 2024年3月4日 16時42分

Shinichi Uchida

[東京 4日 ロイター] - 大林組は4日、配当方針を変更し、普通配当の目安を自己資本配当率(DOE)3%程度から5%程度に引き上げ、特別配当や自己株取得などの株主還元も機動的に実施すると発表した。2024年3月期の期末配予想は従来の21円から51円に、年間配当は72円に増額した。連結業績予想に基づく配当性向は87.5%に達する見込み。

資本政策全体も見直し、26年度(27年3月期)までのグループ中期経営計画で目指す自己資本利益率(ROE)を「中期的に8%以上」から「26年度までに10%以上」に引き上げた。自己資本の水準に関しては、従来の自己資本比率40%程度から必要な水準を1兆円と設定。中期的に5%以上を目指す投下資本利益率(ROIC)の指標は変更しなかった。

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