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ファンペップと塩野義、花粉症治療薬でオプション契約

ロイター / 2024年3月4日 16時52分

 3月4日、ファンペップと塩野義製薬は、花粉症(季節性アレルギー性⿐炎)治療薬として開発中の抗IgE抗体誘導ペプチド「FPP004X」でオプション契約を結んだと発表した。写真は塩野義製薬のロゴ。昨年2月、都内で撮影(2024年 ロイター/Androniki Christodoulou)

Ritsuko Shimizu

[東京 4日 ロイター] - ファンペップと塩野義製薬は4日、花粉症(季節性アレルギー性⿐炎)治療薬として開発中の抗IgE抗体誘導ペプチド「FPP004X」でオプション契約を結んだと発表した。

塩野義は、ファンペップが実施する臨床試験の結果等にもとづき「FPP004X」の全世界における独占的研究開発・商業化権を取得するためのオプション権を獲得する。

塩野義は、契約における⼀時⾦として3億円、オプション権が⾏使された場合のライセンス契約の⼀時⾦、進捗に応じた開発・販売マイルストーンとして最⼤178億円と販売額に応じたロイヤルティーをファンペップに⽀払う。

また、現在第3位株主の塩野義は、オプション契約締結に伴いファンペップの第3者割当増資を引き受け、約2億円の出資を⾏う。これにより、塩野義は10.38%を保有する筆頭株主となる。

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