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米副大統領、ガザ巡りイスラエルに圧力 前国防相と会談

ロイター / 2024年3月5日 8時52分

 3月4日、ハリス米副大統領は、パレスチナ自治区ガザ南部のラファで大規模な軍事活動を行う前に「信頼できる」人道的計画を策定するようイスラエルに求めた。サウスカロライナ州オレンジバーグで2月2日撮影(2024年 ロイター/Leah Millis)

Jeff Mason

[ワシントン 4日 ロイター] - ハリス米副大統領は4日、パレスチナ自治区ガザ南部のラファで大規模な軍事活動を行う前に「信頼できる」人道的計画を策定するようイスラエルに求めた。イスラエル戦時内閣メンバーのガンツ前国防相との会談内容をホワイトハウスが発表した。

ハリス氏は3日、イスラエルがガザの「人道的大惨事」に十分対処していないと批判していた。ガンツ氏との会談でも同様の見解を示し、ガザへの支援物資搬入を増やすため一段の措置を要請した。

イスラエルは先月、ラファへの攻撃を強化した。ラファには約150万人が避難しているとみられている。

ガンツ氏は4日にサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)、マクガーク中東政策調整官、5日にブリンケン国務長官とも会談する予定。

米政府はイスラエルに対し、ハマスとの戦争でガザ市民を守るよう圧力を強めている。

ハリス氏はガザの人道状況に深い懸念を表明した。

一方、イスラエルの人質交渉への「建設的なアプローチ」を歓迎した。

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