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トランプ氏弁護士、有罪評決裁判を無効にするよう請求

ロイター / 2024年12月4日 10時12分

 12月3日、トランプ次期米大統領の弁護士トッド・ブランチ氏とエミル・ボーブ氏は、トランプ氏が大統領選で勝利したことを踏まえ、5月に34件の起訴全てで有罪と評決されたトランプ氏の刑事裁判を無効とするよう請求する書面を、2日付で管轄のニューヨーク州マンハッタンの地裁に提出したと明らかにした。ニューヨークで10月27日撮影(2024年 ロイター/David Dee Delgado)

Luc Cohen

[ニューヨーク 3日 ロイター] - トランプ次期米大統領の弁護士トッド・ブランチ氏とエミル・ボーブ氏は3日、トランプ氏が大統領選で勝利したことを踏まえ、5月に34件の起訴全てで有罪と評決されたトランプ氏の刑事裁判を無効とするよう請求する書面を、2日付で管轄のニューヨーク州マンハッタンの地裁に提出したと明らかにした。

この評決には、トランプ氏が無罪を主張しているポルノ女優への口止め料支払い事件が含まれている。

両弁護士は次期政権で重職を担う見通し。トランプ氏が前月、次期政権でブランチ氏を司法副長官、ボーブ氏を司法副長官代理にそれぞれ起用すると発表している。

両弁護士は今回の地裁提出書面で、トランプ氏が来年1月20日に大統領に就任後、裁判が足かせとなり職務能力の発揮に障害になると主張。事件を担当するアルビン・ブラッグ検察官のような一地方で選出された公職者に「混乱を引き起こす正当な根拠はない」と批判した。

裁判では、フアン・マーチャン裁判官が既に11月26日に予定されていた量刑言い渡しを無期限延期としている。

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