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物価と雇用は正しい方向へ、リスクは存在=米リッチモンド連銀総裁

ロイター / 2024年12月5日 0時55分

米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は4日、米国の物価情勢と雇用情勢は共に正しい方向に向かっているとの考えを示した。2022年1月撮影(2024年 ロイター/Joshua Roberts)

[4日 ロイター] - 米リッチモンド地区連銀のバーキン総裁は4日、米国の物価情勢と雇用情勢は共に正しい方向に向かっているとの考えを示した。ただ、双方にリスクが存在していとし、今月の連邦公開市場委員会(FOMC)での決定についてあらかじめ判断しないと述べた。

バーキン総裁は、自分自身にとって金融政策の正常化とは、金利を中立水準まで引き下げるための、一段と遅く、慎重な道筋を指すと言及。金融政策が「極めて制約的」ではなく、「やや制約的」な水準に達することを望んでいると述べた。ただ、どの水準が十分に制約的かについては、FRB内で多様な見方が出ているとの認識を示した。

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