トランプ氏が中銀トップの立場を弱体化させるとは懸念せず=FRB議長
ロイター / 2024年12月5日 5時49分
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は4日、トランプ次期米大統領による、いわゆる「影のFRB議長」設置案について「全く検討対象にはなっていないと思う」と述べた。6月撮影(2024年 ロイター/Evelyn Hockstein)
Michael S. Derby
[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は4日、トランプ次期米大統領がFRB幹部に指名する人物を通じて、中銀トップとしての自身の立場を弱体化させることは懸念していないと述べた。
トランプ氏は長らくFRBやパウエル議長と対立してきた経緯があり、FRBに対する統制強化を進める可能性がある。
ニューヨークタイムズ紙主催のイベントで、トランプ次期政権がパウエル議長の後任候補となりうる理事を指名するのではないかとの観測に関する質問があった。トランプ氏が財務長官に指名したスコット・ベッセント氏が同案を提起したとされる。パウエル議長の任期は2026年5月まで。
これに関連してパウエル議長はいわゆる「影のFRB議長」設置は「全く検討対象にはなっていないと思う」と述べた。
次期政権との関係についても「大丈夫だろう」と述べ、「FRBと各政権の間には一連の制度的関係がある。トランプ次期政権の政策担当者らとも、一般的にはこれまで通りの関係を築くことになると期待している」と述べた。
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