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今後の利下げに慎重になる可能性、経済が堅調に推移=FRB議長

ロイター / 2024年12月5日 6時48分

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は4日、米経済は9月に利下げを開始した当初よりも力強く推移しているため、FRBはさらなる利下げに慎重になる可能性があると述べた。11月撮影(2024年 ロイター/Ann Saphir)

Michael S. Derby

[ニューヨーク 4日 ロイター] - パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は4日、米経済は9月に利下げを開始した当初よりも力強く推移しているため、FRBはさらなる利下げに慎重になる可能性があると述べた。

パウエル氏はニューヨークタイムズ紙主催のイベントで「経済は9月に予想していたよりも好調だ」と指摘。これを踏まえ、「金利政策で中立的な水準を見出そうとする中で、もう少し慎重になる余裕はある」とした。

その上で「米経済は極めてに良好な状態にあり、これが続かない理由はない。労働市場のリスクは低下したもようで、経済成長は明らかにわれわれの予想以上に強く、インフレはやや高めに推移している」と指摘。「良いニュースは、中立的な政策を模索する中で、一段と慎重になる余裕があるということだ」と述べた。

FRBが9月に決定した0.50%ポイントの利下げについては、労働市場の弱体化が続けばFRBは支援するという強力なシグナルを発信することが目的だったと説明。「その後の数カ月でデータが修正され、われわれの想定以上に経済が力強いことが強く示唆された」と語った。

BMOのエコノミストはパウエル氏のこの日の発言について、「FRBは利下げを行うとの市場の見方を変えるものではなかった」との見方を示した。

次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)を17─18日に控え、今回がブラックアウト期間入り前最後の議長発言となる見通し。

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