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エアバス、防衛宇宙事業で2000人強削減 人工衛星の競争激化

ロイター / 2024年12月5日 7時22分

 12月4日、欧州航空機大手エアバスは、防衛宇宙事業を手がける子会社エアバス・ディフェンス・アンド・スペースで従業員の約5%に当たる2043人を削減すると発表した。英ファンボローで7月22日撮影(2024年 ロイター/Toby Melville)

Tim Hepher

[パリ 4日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスは、防衛宇宙事業を手がける子会社エアバス・ディフェンス・アンド・スペースで従業員の約5%に当たる2043人を削減すると発表した。

2026年半ばまでに実行する予定で、現場労働者よりも事務職と管理職の規模を減らして固定費を圧縮することに主眼を置いている。

10月に表明していた最大2500人という削減幅よりはやや小規模になった。

防衛宇宙はエアバスにとって2番目に大きな事業だが、足元では米実業家イーロン・マスク氏が率いるスペースXの人工衛星通信サービス「スターリンク」などとの競争が激化して経営環境が厳しくなっていた。

今回の人員削減計画でも、全体の半数超の1128人は大幅な損失を抱える人工衛星関連が対象。国別ではドイツが最も多い689人、フランスが540人、英国が477人、スペインが303人、その他が34人となる。

エアバスは本社を置くフランスが旅客機製造の大半を担う一方、防衛宇宙事業の拠点はドイツにある。軍用輸送機はスペインで組み立てられ、英国では人工衛星観測機器や通信機器などの事業を展開している。

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