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新型肺炎、世界的な旅客需要への影響は限定的=IAG

ロイター / 2020年2月6日 6時10分

インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG)のウォルシュCEOは5日、中国を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大について、世界的な旅客需要に対する影響は限定されるとの見方を示した。韓国・仁川空港で1月撮影(2020年 ロイター/KIM HONG-JI)

[ドーハ 5日 ロイター] - インターナショナル・エアラインズ・グループ(IAG) のウォルシュ最高経営責任者(CEO)は5日、中国を発生源とする新型コロナウイルスの感染拡大について、世界的な旅客需要に対する影響は限定されるとの見方を示した。

ウォルシュCEOはCAPA航空サミットが開かれているドーハで記者団に対し、「航空業界はかなり堅調な状態にある。影響は限定される」と述べ、業界が中国経済の減速を吸収できるほどに健全な状態にあるとの見方を示した。

IAGはブリティッシュ・エアウェイズ(BA)やイベリア航空(スペイン)などを傘下に保有。BAは新型肺炎の発生を受けロンドンと北京を結ぶ路線を欠航しているが、ウォルシュCEOは同路線はBAの輸送能力の約1%に過ぎないと述べた。イベリア航空のほか、傘下のエアリンガス(アイルランド)は中国路線を運航していないため影響は受けていない。

ウォルシュCEOは新型ウイルスの感染拡大により旅客需要が落ち込むとは予想していないと指摘。航空業界では経済的な衝撃への対応力が強化されていると述べた

国際航空運送協会(IATA)は新型ウイルスの感染拡大で航空業界が年内にどの程度の影響を受けるか判断するのは時期尚早としながらも、回復に向けた自信は表明。ジュニアック事務総長は「航空業界はこうした種類の困難な情勢に対応し、打ち勝つ術を身に付けている」と述べた。

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