1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

ブラジル中銀が25bp利下げ、緩和打ち止め示唆

ロイター / 2020年2月6日 8時10分

 2月5日、ブラジルの中央銀行は、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の4.25%とした。写真は中銀本部、ブラジリアで昨年10月撮影(2020年 ロイター/Adriano Machado)

[ブラジリア 5日 ロイター] - ブラジルの中央銀行は5日、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き下げ、過去最低の4.25%とした。5会合連続での利下げだが、今回の利下げ局面では最も小幅だった。

金融政策委員会は声明で「2019年7月に始まった金融緩和サイクルの効果が遅れて表れることを踏まえ、金融緩和プロセスの中断が適切と考える」とし、緩和打ち止めの用意があることを示唆した。

決定は全会一致。ロイター調査では、29人のエコノミストのうち22人が、今回の25bpの利下げを予想していた。一方、20人中17人は、向こう12カ月の金融政策は中立方向になると予想した。

金融政策委の委員は、経済は段階的な回復を続けていると指摘し、緩和的な金融政策は正当化されると強調したが、今後一段の利下げについては慎重に検討する必要があるとした。

通貨レアルが過去最低水準にあり、経済成長が今年加速すると見込まれる中、アナリストは追加利下げの余地は少ないとみている。

*内容を追加しました。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください