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東芝、21年3月期の営業利益予想は15.7%減 コロナ影響織り込む

ロイター / 2020年6月5日 13時51分

 6月5日、東芝は、2021年3月期の連結営業利益(米国基準)が前期比15.7%減の1100億円になりそうだと発表した。写真は都内で2017年2月撮影(2020年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 5日 ロイター] - 東芝<6502.T>は5日、2021年3月期の連結営業利益(米国基準)が前期比15.7%減の1100億円になりそうだと発表した。新型コロナウイルスの影響900億円や構造改革費用200億円を織り込んだ。リフィニティブがまとめたアナリスト予想の平均は1367億円。

コロナの影響は、生産体制が中国で4月、欧米やアジアで6―7月ごろ回復し、需要はリーマン・ショック時と同様に世界的に1年以上落ち込むと想定した。極端な為替変動はなく、感染第2波の経済影響を限定的と仮定した。4―6月に460億円、7―9月に220億円、下期に220億円の影響をそれぞれ見込む。

コロナ影響や一時費用を除いた「コア営業損益」は2200億円の予想で、前期の1616億円からは増益となる。

期末日為替レートは1ドル105円を想定する。

20年3月期の営業利益は前の期の約3.6倍となる1304億円だった。コロナ影響203億円や構造改革費用108億円が重しとなったが、各事業の収益性が改善した。

19年度の受注高は前の期比17%増と堅調で、20年3月末の受注残は19年3月末に比べ7%増となった。コロナ影響は、中国向け半導体製造装置の設置遅れやデバイス需要の減少のほか、中国でのロックダウンで出荷遅れの影響などがあった。

*内容を追加しました。

(平田紀之 編集:青山敦子)

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