ソニーが連日の年初来高値、好業績株物色で主柱的存在に

　ソニーが上値を追い、連日の年初来高値更新となっている。前週に通期の業績見通しの上方修正を発表して以降、商いを伴って上昇、好業績株物色で主柱的な存在となってきた。１月、米ラスベガスで撮影（２０２０年　ロイター/Steve Marcus）

［東京　５日　ロイター］ - ソニー<6758.T>が上値を追い、連日の年初来高値更新となっている。午前９時１０分現在、東証１部の個別銘柄売買代金ランキングで第３位。前週に通期の業績見通しの上方修正を発表して以降、商いを伴って上昇、好業績株物色で主柱的な存在となってきた。

４日に１９年ぶりの９０００円回復を果たした後も上げが止まらない。市場では「海外機関投資家が日本株全般を先行き買う場合、同社を外すことはない。信用買い残が膨らんでいるが、この反対売買は実需買いに吸収される理想的な上昇相場が見込める」（国内証券）との声が聞かれた。

直近の信用残高は、売りが７８万６０００株、買いが３２４万６０００株、信用倍率は４．１３倍となっている。