日経平均は3日続き下落、米株安が重し 下落局面では押し目買いも
ロイター / 2021年1月5日 15時40分
東京株式市場で日経平均は3日続いて下落した。前日に米国株が下落したことに加え、国内で首都圏の1都3県で緊急事態宣言が再発令されることも引き続き相場の重しとなった。写真は再発令の検討を表明した4日の会見で、マスクを外す菅首相。東京で撮影。(2021年 ロイター/Yoshikazu Tsuno)
[東京 5日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日続落した。前日に米国株が下落したことに加え、国内で首都圏の1都3県で緊急事態宣言が再発令されることも引き続き相場の重しとなった。ただ、下落局面では押し目買いも入り、一進一退の動きが続いた。
TOPIXは0.19%安で取引を終了。東証1部の売買代金は2兆1336億円だった。東証33業種中、証券業、電気機器、金属製品、海運業など10業種は値上がりした。半面、陸運業、医薬品、輸送用機器など23業種は値下がりした。
市場からは「昨日、緊急事態宣言の再発令を政府が検討しているとの報道を受けて大きく下落した分、きょうの下げは限定的だった。下落局面では押し目買いも入り、相場としては底堅い状況ではないか」(岡三オンライン証券・チーフストラテジスト、伊藤嘉洋氏)との声が聞かれた。
また、テクニカル的にはローソク足が25日移動平均線(2万6794円23銭=5日)の上方に位置し、「足元では上値を追いにくいものの、中長期的に見れば日経平均は上昇余地がある」(伊藤氏)との見方も聞かれた。
個別では、ソニーが昨年来高値を更新。一時1万0620円の高値を付け、2000年10月以来の高水準となった。緊急事態宣言が今週中にも再発令されるとの見方から、巣ごもり需要をとらえたゲーム関連株として改めて注目されているという。
東証1部の騰落数は、値上がり897銘柄に対し、値下がりが1184銘柄、変わらずが106銘柄だった。
日経平均
終値 27158.63 -99.75
寄り付き 27151.38
安値/高値 27073.46─27279.78
TOPIX
終値 1791.22 -3.37
寄り付き 1788.63
安値/高値 1784.80─1797.12
東証出来高(万株) 98953
東証売買代金(億円) 21336.21
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