仏BNPパリバ、第4四半期は減益 貸倒引当金積み増し
ロイター / 2021年2月5日 18時14分
[パリ 5日 ロイター] - 仏銀行BNPパリバが発表した2020年第4・四半期決算は純利益が減少した。新型コロナウイルス禍に関連し貸倒引当金を積み増した。
第4・四半期は、貸倒引当金を反映するリスク費用が前年比65.5%増加し15億9000万ユーロ(19億ドル)。
純利益は15億9000万ユーロで13.9%減少したが、アナリスト4人の予想平均は上回った。
収入は4.5%減の108億3000万ドルで予想とほぼ一致した。法人・機関投資家向け銀行部門は6.9%の減収。債券・通貨・コモディティ(FICC)取引部門は22%の増収だったが「FICCは、顧客の非常に活発な活動を受けた2020年のような収入を再現することはない」としている。
他行は株式取引が第4・四半期収入の押し上げ要因となったが、BNPパリバの株式・プライムサービス部門は4.5%の減収だった。
5月に1株=1.11ユーロの配当を支払う計画。
2021年については、年後半の見通しが改善しリスク費用は減少し、収入は若干増加すると予想した。
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