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国債買い入れ増額、英中銀の第1の選択肢ではない可能性=副総裁

ロイター / 2021年2月5日 20時21分

イングランド銀行(英中銀)のブロードベント副総裁は5日、追加刺激策の必要があるとしても、中銀による国債買い入れ増額は1番目の選択肢ではないかもしれないと述べた。2018年11月の代表撮影。(2021年 ロイター)

[ロンドン 5日 ロイター] - イングランド銀行(英中銀)のブロードベント副総裁は5日、追加刺激策の必要があるとしても、中銀による国債買い入れ増額は1番目の選択肢ではないかもしれないと述べた。

英中銀は4日に開催した金融政策委員会(MPC)で、年後半の景気回復を想定しているとし、現行の金融政策を予想通り維持した。また、マイナス金利導入に備えるため少なくとも6カ月は必要との認識を示した。

ブロードベント副総裁はCNBCとのインタビューで、マイナス金利導入が将来的に必要であるならば、それを難しくする技術的な障壁がないことを望むと発言。将来の刺激策として最もあり得る政策は資産買い入れかとの質問に対し、「いや、私は必ずしもそうとは思わない。われわれはまだその決定を下していない。これらあらゆる選択肢がオープンだ。われわれはそれらをランク付けしていない」と答えた。

その上で「マイナス金利の有効性についてはより深い問題があるものの、技術的な実現可能性が障害となるべきではない」と付け加えた。

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