マレーシア、「一帯一路」鉄道の建設費14%増を受け入れ
ロイター / 2021年4月5日 18時48分
[クアラルンプール 5日 ロイター] - マレーシアは5日、中国の広域経済圏構想「一帯一路」の一環として計画されている「東海岸鉄道(ECRL)」を巡り、14%近い建設費用の増加を受け入れたと発表した。路線がわずかに延伸されるためという。
ECRLはマレー半島を横断し、東海岸の都市コタバルと西海岸のクラン港を結ぶ鉄道で、交通インフラ建設を手掛ける中国国有の中国交通建設のマレーシア部門「CCC─ECRL」が建設契約を獲得している。
2017年に構想が提案されたものの、2018年、政権を奪回した当時のマハティール首相が汚職問題や価格交渉などで中断を発表。マハティール氏が辞任する以前、路線の全長を688キロメートルから640キロメートルに短縮し、建設費用を30%抑えた440億リンギ(106億3000万ドル)とする条件で合意していた。
ムヒディン・ヤシン首相が合意した新たな条件では、路線の全長が665キロメートル、建設費用は500億リンギ(120億8000万ドル)となった。
交通当局によると、先月時点で計画の21.4%が完成しており、2027年に開業する見通しという。
この記事に関連するニュース
-
アングル:中国、アフリカ債務免除に踏み込まず 新たな資金拠出約束
ロイター / 2024年9月11日 19時15分
-
マレー半島、ジャングル縦走「夜行急行列車」の旅 首都クアラルンプールは都市交通が充実
東洋経済オンライン / 2024年9月3日 7時30分
-
格庫鉄道新疆区間に増設された列車交換駅28カ所すべてが運用開始―中国
Record China / 2024年8月27日 16時20分
-
一帯一路構想の象徴・中国ラオス国際鉄道に「思いがけない難敵」現る!?
RKB毎日放送 / 2024年8月22日 16時17分
-
インドとマレーシア、貿易関係など強化へ 両首相が共同会見
ロイター / 2024年8月21日 13時23分
ランキング
-
1北京の日本大使館に半旗 中国・深圳の日本人男児死亡で弔意 駐中国大使が現地入り
産経ニュース / 2024年9月19日 13時53分
-
2レバノンのトランシーバー爆発 “ロゴ報道”の日本企業「偽物も多く流通した、10年前に販売終了の商品の可能性も」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月19日 15時55分
-
3インド製弾薬、欧州経由でウクライナへ ロシア抗議でも規制の兆しなし
ロイター / 2024年9月19日 16時24分
-
4中国・深圳で死亡の男児に哀悼の声、現場周辺は警戒態勢続く…SNSには反日感情あらわの投稿も
読売新聞 / 2024年9月19日 12時0分
-
5中国・深セン 襲われた日本人学校男児が死亡 現地の日本人社会にも衝撃広がる
日テレNEWS NNN / 2024年9月19日 12時9分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください