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タイ中銀が金利を0.50%に据え置き コロナ感染第3波で政策温存

ロイター / 2021年5月5日 18時32分

タイ中央銀行は5日、政策金利を過去最低の0.50%に据え置いた。バンコクのスワンナプーム国際空港でコロナワクチンを接種する客室乗務員、4月28日撮影。(2021年 ロイター/Jorge Silva)

[バンコク 5日 ロイター] - タイ中央銀行は5日、政策金利を過去最低の0.50%に据え置いた。据え置きは全会一致で8会合連続。タイは新型コロナウイルスの感染第3波に見舞われており、中銀は限りある政策手段を温存した。

ロイターのエコノミスト調査では、14人全員が据え置きを予想していた。

タイ中銀は、コロナ禍で大打撃を受けた経済を支援するため昨年前半に3回利下げを実施した。

中銀は5日の声明で「経済成長は、感染第3波で急激に鈍化する可能性がある」とし、引き続き緩和的な金融政策で経済活動を支援する方針を示した。限られた政策手段は最も効果的なタイミングで実施するために温存すべきとの見解を改めて示した。

タイは海外旅行者の受け入れを拡大しようとした矢先に感染第3波に見舞われた。

中銀は、外国人観光客数が3カ月前の予想の300万人を下回るとの見込みを示した。2019年は4000万人近くだった。

財務省は先週、2021年のGDP伸び率予想を2.8%から2.3%に下方修正したが、輸出の伸び率予想は6.2%から11%に引き上げた。

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