中国大都市の新築住宅、販売価格に安定化の兆し 一部で12月上昇
ロイター / 2022年1月5日 18時46分
[北京 5日 ロイター] - 中国の大都市の新築住宅価格に安定化の兆しが出ている。同国の不動産市場は昨年、逆風に見舞われたが、不動産開発会社の販促活動や値引きが奏功しているようだ。
中国指数研究院によると、一部の省都を含む2級都市の新築住宅価格は12月に0.03%上昇。11月は0.02%低下だった。
北京など1級都市の新築住宅価格は前月比で0.07%下落。11月の0.1%下落から下落ペースが鈍化した。
政府は不動産部門のハードランディングを防ぐため、数カ月前から不動産融資規制をわずかに緩和。少なくとも10都市が昨年11月以降、補助金など住宅購入支援策を導入した。
深センでは、不動産開発会社の龍光集団が平均8%の値下げを実施。290戸の一部の売買契約が成立した。
中国指数研究院によると、深センの新築住宅価格は前月比で0.05%上昇。11月は0.15%低下していた。北京は前月比0.03%下落と、前月とほぼ変わらずだった。
陽光城集団が昨年10月に北京で販売した物件は、7日─1カ月以内に頭金を支払えば、1%の値引きが適用される。販売価格は一戸300万─800万元(126万ドル)で、半数が売れたという。
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