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中国のIMF投票権拡大、途上国の債務救済と結び付けるべき=元米高官

ロイター / 2023年10月5日 12時12分

 10月4日、米財務省の元高官は、国際通貨基金(IMF)への出資割当額変更の条件として米国は中国に途上国の債務再編を支援するよう求めるべきだとの考えを示した。写真はIMFのロゴ。ワシントンで2018年9月撮影(2023年 ロイター/Yuri Gripas)

Andrea Shalal David Lawder

[ワシントン 4日 ロイター] - 米財務省の元高官は4日、国際通貨基金(IMF)への出資割当額変更の条件として米国は中国に途上国の債務再編を支援するよう求めるべきだとの考えを示した。

IMFはモロッコで来週開催する総会で加盟国の出資比率の見直しを行う。

中国、インド、ブラジルといった新興国はかねてからIMFでの投票権拡大を望んでおり、今回の出資比率見直しで実現する可能性がある。

元財務省高官で現在は世界開発センター研究員のナンシー・リー氏は、出資割当額拡大国は持続可能な債務状態に各国が戻るよう支援するべきという主張は理にかなっていると述べた。

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