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米下院の共和党穏健派、議長解任動議の規則改正求める声広がる

ロイター / 2023年10月5日 12時20分

 10月4日、米下院では、マッカーシー議長(写真)が前日に解任されたことを受け、共和党穏健派の間で議長解任動議に関する規則の改正を求める声が広がった。写真はワシントンで3日撮影(2023年 ロイター/Jonathan Ernst TPX IMAGES OF THE DAYF)

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Moira Warburton

[ニューヨーク 4日 ロイター] - 米下院では4日、マッカーシー議長が前日に解任されたことを受け、共和党穏健派の間で議長解任動議に関する規則の改正を求める声が広がった。

マッカーシー氏は今年1月に15回目の採決で議長に選出された際、各下院議員が単独で議長の解任動議を提出できるようにすることに合意した。

マッカーシー氏と親しい下院共和党のギャレット・グレーブズ議員は、この規則は「全く機能していない」と批判。現行の規則では議長に就任しても失敗するため、多数の議員は議長に就くことを検討さえしていないと説明した。

共和党穏健派のマーク・アモデイ議員も、現状は「維持できない」と指摘した上で「ある議員が議長に合意できないと判断するたびに、採決しなければならなくなる」と語った。マイク・ローラー議員は、規則の改正は「譲れない」と述べた。

約70人の議員から成る穏健派は、現行の規則では議長が「締め付けられる」との見解を示し、次期議長に立候補する議員は3日の解任劇が二度と起こらないようにする方法を説明しなければならないと訴えた。

一方、共和党強硬派は規則の改正にはほとんど関心を示していない。

マッカーシー氏の解任動議に賛成したボブ・グッド議員は「(現行の規則によって)地位を脅かされることがないような議長を選べばよい」と突き放した。

次期議長への立候補を表明したジム・ジョーダン議員は、規則の改正については議会に委ねるとの意向を示した。

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