トランプ氏、ＮＹ州地裁の不正認定に異議申し立て

トランプ前米大統領は４日、同氏や一族が経営する企業が資産価値を虚偽報告していたとするニューヨーク州地裁の判断を不服として、州高裁に異議を申し立てた。写真はニューヨークで４日撮影。（2023年 ロイター/Mike Segar）

Jonathan Stempel

[ニューヨーク ４日 ロイター] - トランプ前米大統領は４日、同氏や一族が経営する企業が資産価値を虚偽報告していたとするニューヨーク州地裁の判断を不服として、州高裁に異議を申し立てた。

ニューヨーク州のジェームズ司法長官はトランプ氏と同氏の息子ら、一族が経営する「トランプ・オーガニゼーション」が１０年にわたって保有不動産やトランプ氏の資産の価値を高く偽っていたと主張。

州地裁は９月２６日、不正を認定し、トランプ・オーガニゼーションなどのニューヨーク州における事業認可を取り消した。