岸田首相が5日に国際投資家と夕食会、改革へ意見聞く＝官房長官

　１０月５日午後の会見で松野博一官房長官（写真）は、岸田文雄首相が同日にグローバル投資家との夕食会に参加すると述べた。写真は２０２１年１０月、都内で撮影（２０２３年　ロイター/Kim Kyung-Hoon）

Kazuhiko Tamaki

［東京　５日　ロイター］ - 松野博一官房長官は５日午後の会見で、岸田文雄首相が同日にグローバル投資家との夕食会に参加すると述べた。また、６日に開催されるラウンドテーブルにも岸田首相が参加し、日本のコーポレートガバナンス改革などの取り組みを紹介するとともに、世界の投資家のニーズに沿った改革を進めるために意見を聞くと説明した。

松野官房長官は、今夕にブラックロック関係者との夕食会に参加してどのような意見交換をするのか、との質問に対し「グローバル投資家との夕食会に参加する」と答えた。

政府は９月２５日から１０月６日を「Japan Weeks」とし、海外の投資家や資産運用会社等を集中的に日本に招致しており、夕食会やラウンドテーブルへの岸田首相の参加はその一環として予定されていた。

松野官房長官は、資産運用立国の実現に向けて金融担当相を中心にした資産運用立国分科会を立ち上げ、今後も様々な分野からの意見を聞き、年内の政策プランの策定に向けて議論を進めていくと説明した。