英建設業9月ＰＭＩ、20年5月以来の低水準

　１０月５日、 Ｓ＆Ｐグローバル／ＣＩＰＳが５日発表した９月の英建設業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は４５．０で、２０２０年５月以来の低水準だった。写真は英リバプールの住宅建設現場。６月撮影（２０２３年　ロイター/Phil Noble）

David Milliken

[ロンドン ５日 ロイター] - Ｓ＆Ｐグローバル／ＣＩＰＳが５日発表した９月の英建設業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は４５．０で、２０２０年５月以来の低水準だった。金利上昇で住宅建設が０８─０９年の景気後退以降で最大級の落ち込みとなったことが背景。

好不況の分かれ目となる５０を大幅に下回った。８月は５０．８、ロイターがまとめたエコノミスト予想は４９．９だった。

住宅建設指数は４０．７から３８．１に低下し、２０年の２カ月を除き０９年４月以来最低だった。

商業建設は景気先行き懸念の高まりで減少、土木建設は過去１年間で最も急な落ち込みとなった。