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ロシア、原子力推進式巡航ミサイルの発射実験に成功=プーチン氏

ロイター / 2023年10月6日 2時12分

ロシアのプーチン大統領は5日、ロシアが数千キロの射程距離を有する原子力推進式巡航ミサイル「ブレベスニク」の発射実験に初めて成功したと述べた。代表撮影(2023年 ロイター)

[モスクワ 5日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は5日、ロシアが数千キロの射程距離を有する原子力推進式巡航ミサイル「ブレベスニク」の発射実験に初めて成功したと述べた。また30年超ぶりとなる核爆発を伴う兵器実験の可能性を否定しなかった。

さらに次世代の重量級大陸間弾道ミサイル(ICBM)「サルマト」の開発をほぼ完了したと明かした。

プーチン氏はロシアに核兵器を使用する者は正気ではないとし、そのような攻撃が検知されれば「数百に及ぶわれわれのミサイルが空中に出現し、敵は一人も生き残るチャンスがないだろう」とした。

ロシアはソ連崩壊前年の1990年以来、核爆発を伴う実験を行っていないが、プーチン氏はそのような実験再開の可能性を排除しなかった。

プーチン氏は米国が核実験禁止条約を批准していないのに対し、ロシアは署名も批准もしていると指摘した上で、ロシア議会が批准を撤回することも理論的には可能と言及。一方で、ロシアの核戦略の基本原則(ドクトリン)を書き換える必要はないとした。ドクトリンでは、自国に対する核攻撃か国家的存続が脅かされた場合に核での反撃を認めている。

プーチン氏は「現時点ではロシアの独立国家としての地位や国家的存在が脅かされるような事態はない」とした。

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